DVが原因の離婚で逃げる前の準備

DVが原因の離婚で逃げる前の準備

DVが原因の離婚で逃げる前の準備

 

離婚の原因で浮気や不倫に次いで多いDVが原因の離婚。
配偶者のDVに怯える生活は、精神状態に悪影響しか与えません。

 

しかし、離婚を考えていきなり家を飛び出してはいけません。
それなりの準備が必要になります。

 

DVが原因で離婚をしようとした場合、相手が話し合いに応じる可能性は低いと考えられますし、暴力を受けていた方も相手と会うのは精神的苦痛になるでしょう。

 

それなりの準備というのは、こういう話し合いができないと考えられるので、調停や裁判になる可能性を考えての準備ということになります。

 

その準備とは、調停や裁判で勝訴を勝ち取る為に必要な「客観的な証拠」を揃えておくことになります。

 

有力な証拠になり得るのは、怪我した場所を写した写真や医師の診断書、暴言を吐いている録音テープや散乱した部屋の様子、脅迫する内容のメールや脅迫状、暴力を受けていることを知っている知人がいればその人の証明書や日記等です。

 

DVを受けている状態でここまで揃える余裕はないかもしれませんが、最後まで泣き寝入りしないように、強い気持ちを持って揃えるようにしましょう。

DVの1種であるモラハラが原因の離婚

DVと聞くと「暴力」をイメージすることが多いと思いますが、DVは身体的暴力だけではなく、精神的暴力、経済的暴力、性的暴力等もDVにあたります。

 

その中では「モラルハラスメント」も含まれます。

 

芸能人の離婚騒動になったことで、一気に広まった「モラハラ」は、夫婦でありながら、口をきかず無視をしたり、子供の教育に非協力的であったり、自分の事しか考えなかったり、相手をバカにしたり軽蔑したり、いじめのような口撃をしたり、嗜好品や小遣いを与えなかったり、配偶者の自由を束縛したりする等の対応をされることです。

 

このような対応をされていい気分でいられる人間はいないと思いますが、モラハラをしている人は自覚症状がない場合が多く、相手の気持ちを考えてない自己中心的な性格の人がモラハラをしやすい傾向にあるようです。

 

普段の生活からお互いを尊重し合う気持ちが無いと、いつの間にかモラハラをしている可能性すらあり、離婚に発展する場合も考えられます。

 

身体的なDVをしていないと思っていても、知らず知らずのうちに相手に精神的なDVをしている場合があるかもしれないので、離婚に発展する前に、自分の行動を顧みてみましょう。