離婚前のチェックリスト!後悔しない離婚をする為にチェックして下さい

離婚前のチェックリスト!後悔しない離婚をする為にチェックして下さい

離婚前のチェックリスト

 

離婚前にチェックするべき項目!!

 

たくさん考え、たくさん悩んだ結果『離婚』しかなさそう…。
という方に向けて離婚後、後悔がないように
事前にチェックしておいたほうがいい項目をあげてみました。

【金銭面に対しての離婚前のチェックリスト】

金銭面に対しての離婚前のチェックリスト

 

まずは生活にはどうしても必要なお金。
無駄な不安を除くためにも先にしっかり計画を立てておきましょう。

 

離婚後の生活設計を考える。
今後の一生分を大まかでもいいので、考えてみてください。
子供がいる方ならなおさら、何年後にこれくらいは必要かな。
など、それに対しての計画が作れると、不安は最小限で済むと思います。

 

離婚後生活が安定するまでのお金はあるか。
いくら相手に嫌気がさしても、経済的なことやお金に不安を抱えて生活していくのは並大抵の大変さではありません。

 

仕事をどうするのか考える
生活設定がある程度決まれば、自分の仕事を考えてみてください。
専業主婦の方は早めに就職活動を行ってもいいかもしれません。
転職が必要か。収入はどうか。子供との時間が取れるか。
やりがいはあるか等、ご自身に合った仕事選びが必要になると思います。

 

住まいを考える
現在、同居している方は、離婚後の住まいについて考えてみてください。
実家に戻るのか。アパート、マンションを探すのか。
子供がいる場合は転校が必要かどうか。
あと、配偶者のDVやモラハラが原因の場合は、別居先を知られないように注意しながら、早急に家を出ることを考えてください。
一番大事なのは健康な身体と精神です。

 

婚姻費用の請求
夫は妻の面倒をみるという扶養義務があるので、別居してから離婚するとしてもそれまでの生活費を婚姻費用として請求することができます。

 

慰謝料の請求
離婚理由によって請求できる慰謝料の相場も違ってきます。
もし、相手の不倫が原因で離婚の場合は、慰謝料を請求できるように浮気の証拠をつかんでおくことが重要になります。

 

財産分与
夫婦の協力によって築いた財産は基本的に2分の1ずつ分け合います。
ここでいう財産は名義を問わないため、不動産名義が夫であっても専業主婦の妻が会社で働く夫を支えたおかげであるため、財産を分け合います。
ちなみに、婚姻期間より前にお互いが築いた財産は共有財産に含まれません。

 

 

離婚前のチェックリスト マイホーム、住宅ローン

 

マイホーム、住宅ローン
家関係は離婚の話し合いの中で揉めやすいです。マイホームの場合売却するのか、どちらかが住み続けるのか。売却する場合もローンの額によって現金で支払う必要があるのか財産として受け取れるのか変わってきます。
現在の家の価値をしっかりと査定して、離婚後にどうするかを考えておくことが大事です。

 

年金分割
相手が婚姻中に払った、「厚生年金(共済年金)」の年金保険料の納付実績の一部を離婚した際に分割して受け取れる制度です。
分割の上限は婚姻期間に応じた分の「2分の1」となります。
なお、「基礎年金部分」の部分については、年金分割の対象外なので注意が必要です。

 

子供がいれば養育費の請求
通常20歳になるまでは養育費をもらうことができます。
家庭裁判所の基準(算定表)に基づいて具体的な金額が決まります。

 

公的な援助金がもらえるか各自町村で確認する
母子手当や、児童手当など公的な援助金を受け取れたり、税金の控除などもあります。

 

ペットの所有権
結婚してからペットを飼った場合は、どちらが引き取るのかを話し合う必要があります。
ペットは日本の法律では「モノ」なので財産として扱われます。財産分与の一部となるので、どちらも引き取りたい場合は話し合いをして、他の財産を譲ったり、補填の金額の支払いをする必要があります。

【精神面(メンタル)に対しての離婚前のチェックリスト】

精神面(メンタル)に対しての離婚前のチェックリスト

 

一大決心をしても心は揺れ動くものです。
もう一度立ち止まって考えてみてください。

 

復縁することを視野に入れない。
離婚というものは、夫婦になるため交わした契約を破棄するとても大きな現実です。
なので「もし、後悔したら復縁すればいい。」という安易な気持ちで行動に出ないことをお勧めします。

 

子供がいる場合親権を決める
未成年の子供を養育・監護する権利であり、義務です。
未成年の子供を持つ夫婦が離婚する場合、親権者を決めなければ離婚できません。

 

 

子供がいる場合の離婚前のチェックリスト

 

子供がいる場合、子供の意思や、メンタル面を考慮する
思っている以上に子供は親の感情に敏感です。
理解できる年齢ならしっかり、話をすることも必要かと思います。
まだ理解はできなくても何となく感じていることがあり、機嫌が悪くなったり落ち着かなくなったり等あるかもしれません。
しっかり向き合う時間も作ってみましょう。

 

離婚後に精神的な自立ができるように準備しておく
居た人がいなくなるのは、思っている以上に苦痛もあります。
助けがなくなっても生活できるような準備を始めましょう。

 

離婚後に進みたい人生を考える
離婚後、困難もありますが、それよりも解放された。
気持ちが楽になったということもあると思います。
新たな挑戦も可能です。
自分のやりたい事、本当はどうしたいのか考えるチャンスです。

 

彼氏や彼女ができても再婚できるかはわからない
人によっては結婚歴、離婚歴をかなり気にする人もいます。
相手が初婚の場合相手方のご両親に反対されることだってあるかもしれません。
離婚というのはこれほどまでに重要なことなのだとしっかり覚悟を持つことです。

 

離婚することに少しでも迷いがないか
離婚してからもお金・メンタル・子供・仕事などさまざまな困難が待ち構えています。
迷いながら離婚すれば、後ほど何か困難にぶつかった時に必ず後悔します。
迷いがあるうちは本当に離婚しか方法がないのか考える必要があります。
離婚することを決めたのであれば、離婚後にどんなことがあっても挫けず、
子供がいる場合は一人でどんなことがあっても育てぬく覚悟をすることが大切です。

【その他の離婚前のチュックリスト】

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離婚公正証書の作成
離婚時に話し合った内容は離婚公正証書などの書面にしましょう。
話合いだけでは「言った。言わない。」のトラブルになり、養育費や慰謝料を支払ってもらえないこともあります。
公正証書を残しておけば不払いの場合に強制執行が可能になりますので、離婚届を提出する前に作成しておく必要があります。

 

いかがでしょうか。
突発的に行動するのではなく、じっくり考え、話し合い、「離婚しなければよかった…。」なんてことにならないためにも事前の準備をしっかりしましょう。